Think! Think! Think!

遊びながら考える力を鍛える研修ゲーム企画案「思考整理✕人狼」


リーダーの井上です。今回のテーマは「人狼と人材育成」です。

9月のT3定例会は「人狼」がテーマになります。T3で人狼を扱うのは3度目ですが、今回は「人狼のプロフェッショナル」をゲストにお招きしてお話を伺ったり、中小企業診断士としての視点を活かし、人材育成につながる人狼ゲーム研修の企画案をディスカッションする予定です。

私としては、こういう企画を考えてみました。私は6月に「思考整理のキホン」という本を上梓していますが、それをベースにした「思考整理×人狼ゲーム」研修です。

(以後、人狼のルール説明は省きます。ご存知でない方はこちら(人狼道.com)などをご参考ください。非常に盛り上がるゲームなので知っておいて損はないと思います)

 


準備:受講者を「人狼参加者」と「オブザーバー」に分ける(5人+5人程度)。

①「人狼参加者」はワンナイト人狼をふつうに行う(配役決定~ディスカッションまで)
→「オブザーバー」は周囲で議論を観察する。ただし、配役は見ないこと。
→通常の人狼でもできると思いますが、時間&難易度が上がると思います。

②投票タイムの前に、一度ゲームを止める。
「オブザーバー」は、ディスカッションタイムの内容を頼りに、人狼が誰なのかを検討する。

→出た情報をホワイトボードに書く。
→情報を突き合わせ、誰か人狼なのかを議論する

③人狼参加者チームはその内容を参考に投票する
→正体を明かす
→勝因/敗因の分析(なぜ当たったか/外れたか)

ポイントは、通常のワンナイト人狼に②の「オブザーバーによる検討タイム」が入ることです。オブザーバーは、「だれそれがなんとなくアヤしい」といった主観ではなく、人狼参加者の発言から得た情報だけをもとに人狼が誰なのかを類推していきます。

まず参考になるのは各参加者の「占い」と「怪盗」のカミングアウトでしょう。「Aさんは自分を占い師だと主張して、Cさんを占った結果『村人』だと主張していた」「Bさんは怪盗としてカードを交換したと言っている」といった情報は議論の屋台骨となります。

そのうえで他の発言や情報も整理し、「もしAさんが人狼ならばXXXなのはおかしいのでは?」「Bさんの発言とCさんの発言は矛盾しているのでは?」などと、人狼を暴いていきます。

そしてその議論の内容をもとに、人狼参加者チームは投票を行います。丁寧に整理された議論ができていれば村人達にとって有益な情報になるでしょう。反対に、ぐちゃぐちゃな議論であれば、村人達をよけいに混乱させる結果になるでしょう。


この議論のプロセスは、会議などで意見や思考を整理するプロセスに非常に似ていると思うのです。「出てきた情報を丁寧にホワイトボードに書き、論理的に整理する」点や「事実と意見を混同しない」といった留意点など、ビジネスにおける会議と同じです。会議において意見を出してまとめていく練習に、ゲーム感覚で取り組むことができるはずです。

(実際の研修では、人狼ゲームのあとに、より仕事に近い状況を想定したディスカッションを行ってもよいかもしれません。たとえば「自社の新規事業のアイディアをまとめる」とか「社員旅行の行き先を決める」など。より整理された会議ができるようになっていることを実感できるはずです)

まずはT3の中でトライアルできればと思いますが、もしご興味のある企業様や団体様がございましたら、問い合わせフォームよりご一報いただければ幸いです。今ならモニター価格ということ格安でやらせていただきます(笑)。