Think! Think! Think!

「Catch Me If You Can」でプレゼン力を上げよう


こんにちは、T3のホリケンです。
寒い日が続きますが、少しずつ日も長くなってきて、そして憎たらしい花粉も飛び始め、春の息吹を感じている今日このごろ、みなさんいかがお過ごしでしょうか?

 

本日は先日行われた定例会の内容を共有します。

 

プレゼンテーションのシナリオを作るとき、みなさんはどうしていますか?
必死にゼロから考える方、また一般的によく知られているフレームワークを使って作る方、いろいろいらっしゃるでしょう。
T3では、論理的思考力は仮説構築とフレームワークの組み合わせによって成り立っていると考えています。フレームワークはツールですので万能ではありませんが、使いこなせるようになると、圧倒的に仕事の効率を上げることができます。

 

今回は数あるフレームワークの中でもちょっと珍しいものを活用してプレゼン力を鍛えるワークをやってみました。

 

その名も「Catch Me If You Can」です。映画のタイトルじゃねーか、って突っ込まれそうですねw。このフレームワークはFABEやPREP(※本稿最下部に記載)といった有名なものではなく、まだそんなに普及はしていません。先日私が参加した、経営コンサルタントの神田昌典さんが実施している読書会で本の紹介をするときに使われていたフレームワークです。どのようなものかというと、以下のような感じです。

 

Catch:テーマ(主題)/オープニング(つかみ)
⇨ 思わず先を聞いてみたくなるつかみはどんなんものですか?

Me(You):自論/ベネフィット(得)
⇨ あなたはどんな主張をしますか?それによって聞き手はどんな得をしますか?

If:条件・背景・理由
⇨ 聞き手が得をするといえる背景や条件はなんですか?

You(Me):コンクルージョン(結論)
⇨ あなたはどんな主張をしますか?それによって聞き手はどんな得をしますか?(再掲)

Can:はじめの一歩
⇨ 聞き手が得をするために踏み出せるカンタンな一歩は?

他のフレームワークとの一番の違いは、最後のCanで聴衆が行動を促しやすい提案を入れていることです。プレゼンテーションの目的を考えたとき、その多くは「聴衆が行動するように促す」ものですよね。故スティーブ・ジョブスのプレゼンテーションはまさにそのお手本。彼のプレゼンテーションを見てAppleの製品を買いたくなった方はたくさんいらっしゃるでしょう。

 

この「行動を促す」ことを明確に入れることによって、より聴衆に強く訴えかけることができるんです。たとえば、以下のような感じです。

参加メンバーには15分間、ご自身の2016年ナンバーワン書籍(漫画・小説含む)について、上記のフレームワークに則ってプレゼンテーションを考えて、一人ひとりプレゼンを実際に3分間やってもらいました。

 

初めて使ったフレームワークなので、論理展開を考えるのにとても苦労したようですが、そこはさすが中小企業診断士のみなさん。うまく繋いで迫力のあるプレゼンを披露してくれました。

こちらを読んでくださっている方も、もしプレゼンをする機会があればぜひ取り組んでみてくださいね。

 

最後に、フレームワークは、思考する際の道具、つまりツールに過ぎません。自分の頭でしっかり考えることで、ツールに頼るのではなくツールを使いこなせるようになりましょう。

 

参加メンバーの紹介してくれた書籍は以下の通りです。

■文明が衰亡するとき
https://www.amazon.co.jp/dp/4106002213

■賞味期限のウソ
https://www.amazon.co.jp/dp/4344984331/

■WOOL
https://www.amazon.co.jp/dp/4041010152/

■論語と算段
https://www.amazon.co.jp/dp/4044090017/

■夢をかなえるゾウ2
https://www.amazon.co.jp/dp/4864103801/

■ない仕事の作り方
https://www.amazon.co.jp/dp/4163903690/

■キン肉マン(38巻以降)
https://www.amazon.co.jp/38/dp/4088704487/

■桶川ストーカー殺人事件
https://www.amazon.co.jp/dp/4101492212/

■河童がのぞいたインド
https://www.amazon.co.jp/dp/410131103X/

■Life Shift
https://www.amazon.co.jp/dp/4492533877/

 

※FABE:
Feature:特徴 『この商品の特徴は○○です』
Advantage:利点 『競合他社製品と比べた利点は▼▼です』
Benefit:利益 『顧客は■■という嬉しいことがあります』
Evidence:証拠 『△△というデータからも明らかです』

※PREP
Point:結論  『私が言いたいのは○○です』
Reason:理由 『なぜならば△△だからです』
Exanple:例  『たとえば、■■や◎◎などの例があります』
Point:結論(まとめ)  『だから○○なのです』