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僕の思考の質&量を感動的に向上させた「ゼロトレ」1ヶ月間の体験談


T3リーダーの井上です。1ヶ月ほど前から、思考力を高めるための「ゼロ秒思考」のトレーニングを始めてみました。

「ゼロ秒~」というのはこちらの書籍で提案されているものです。ベストセラーになったのでご存知の方もいるかもしれません。

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「考える力の醸成」をコンセプトの1つとして掲げるT3の私としては気にはなりつつも手を出せていなかったのですが、先日下記の記事にて高い効果を得たという話を読んで、また9月から私の仕事の環境が少し変わることもあり、この機に取り組んでみようと思い立ったのです。

<ゼロ秒思考を2年間実践した結果をレポートしてみる>
http://www.outward-matrix.com/entry/2016/03/19/093000

ぼくは、ゼロ秒思考を読んだ直後から、毎日A4メモを書いてトレーニングをしてきました。自分がゼロ秒思考に達せたかどうかはわかりませんが、明らかに日々の思考量や行動量が増え、めちゃくちゃいい影響が出ています。
・コンサルファーム就職&さくっと昇進
・コンプレックス克服
・毎日ブログ更新&多くの人に読んでいただける
・英語でディスカッションとかもできるようになった
・考え方が非常に前向きに
・プライベートもいいかんじ


【ゼロ秒トレーニング(以下「ゼロトレ」)の方法】

方法については、前掲の書籍か、上記の記事などをご参照ください。特に難しいものではなく、下記のように「考えるべきテーマ」と「日付」を書いて、考えたことを数行、1分間で書きつけるだけです。

どんな指導を受けたいか
(ダイヤモンド社HP・著者によるコラムから引用)
http://diamond.jp/articles/-/46255

私の場合は1日に10枚書くようにしているので、こんな感じに紙の束が積み上がっています。
(始めて20日ほど経過した時点なので200枚ほどあるはずです)

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「やることがシンプル」「慣れれば1日10分でできる」「書いたものは特に読み返さない(分類して保管するだけ)」といった特徴があるので非常に習慣化しやすいメソッドであると思います。


【思考のテーマの例】
「考えるべきテーマ」は、自身の仕事や生活を良くするものであればなんでもOKです。

・今日のXXX会議をうまく進めるには?
・今のプロジェクトの問題点はどこにあるのか?
・○○課長をうまくやってくためにはどうしたらよいか?
・英語の勉強を投げ出さずに継続するには?

などなどなどなど。「ゼロ秒思考」の書籍にも数百の例が挙げられていますので、読めばイメージがつくはずです。

そして、例えばXXX会議を進めるために「議論を活性化させるために討議資料をあらかじめ作っておく」というアイディアが出たとすれば、新しい紙を用意して「どんな討議資料を作ればよいか?」とか「今日の参加者はどんな話に反応しそうか?」などと、掘り下げたり視点を変えてメモ書きを続けていきます。


【ゼロトレによって得られるもの】
「(ゼロ秒)思考」とは名乗っているものの、頭の中でぐるぐる考えるようなことはなく、その過程の大部分を「紙」に頼っています。しかし、頭だけで考えるのに比べ、思考が整理されやすくなったり、堂々巡りに陥りにくいといったメリットがあると感じています。

紙にキーワードやアイディアを置いておくことは、脳のメモリにあるデータを一部そこに預けるようなものなのかもしれません、紙を使うことで、新しいことを考え出したり、既に出たキーワード同士を結びつけるといったことがしやすくなります(感覚としては、以前一時期受けていた「コーチング」に近いかも知れません。コーチを対話するのと、紙に書かれたアイディアと対話するのは、どこか似ています)。

その結果、新しいアイディアが生まれたり、見落としていた課題に気づけたりといった頻度が明らかに上がったのを実感しています。この1ヶ月間、ゼロトレをやっていなければ出会えなかったアイディアや、行えなかったアクションはいくつもあります。


【単なるメモ書きとの違い】
「紙に書く」ということであれば、思考の補助のためにメモ帳やノートを活用されている方は多いかもしれません。私も、当初はその違いがよくわかりませんでした。

しかし、取り組んでみてその重要性を実感したのは、ゼロトレは「1分の間に、なんらかのアウトプットを出す必要がある」ということです。

単なるメモ帳であれば、思考の堂々巡りに陥っていたり、集中力が途切れていつの間にか違うことを考えていたり、といったことが起こりえますが、ゼロトレは定めたテーマについて1分間でなんらかのアイディアを書くことを求められるので、高い集中度をもって取り組むことができます。

ゼロトレを続けることで、私も「1分間でなんらかの答えを出す」という習慣が身についてきたのを実感しています(その質はまだまだですが…)。


【今後の予定】
このように、アイディアの質と量の向上が見られ、ゼロトレにはたしかな効果があると感じています。しかし、自分や他人が感動するほどの斬新なアイディア、ブレークスルーなアイディアが出てきたわけではありません。マッキンゼー級の思考力には程遠いと思います。これはもともとの自分の思考力の限界なのか、単にもっと時間を要するのか、やり方に問題があるのかはわかりませんが…

ともかく、前掲のブログでも2年間続けていたようですので、自分もまず1年、続けてみようと思います。というか、そもそも「ゼロトレをやっていなければ出会えなかったアイディアや、行えなかったアクションはいくつもあります。」と前に書いたとおり、ゼロトレなしで仕事をすることに不安を感じているくらいです。

半年とか1年経ったら、またその成果を述べてみたいと思います。

仕事や生活で行き詰まっている方、コンサルティングのように短時間で高度な思考が求められている方、なんとなくうまく行っていないんだけどそれを言葉に落とし込めていない方、就職や転職に向けて自分の考えを整理する必要がある方、ぜひゼロトレを試してみてください。

(以上)